等温帯 II “Isotherm”

2021年7月3日]- 9月19日[日]
10:00-17:30(入館は17:00まで)
毎週:月・火・水曜休館

入館料/一般700円、学生600円(小学生400円)

■ ドローンによる空撮を含む当館のイメージ映像が出来ました。click!!

■ 本展出品作家のひとり若江漢字の写真作品が2021年9月15からポンピドゥー・センター(国立近代美術館・フランス)の展覧会に出品されます。

■  当館では現在、国、県からの要請を遵守し、新型コロナウイルスの感染拡大防止策を講じた上で平常通り開館しております。
■ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会期等が変更となる場合がございます。詳細につきましては、美術館までお問い合わせください。

 本展は、2019年に同タイトルで開催しました企画展の2回目で当館のコレクションの中から、原口典之、彦坂尚嘉、宮脇愛子、若江漢字の4名にスポットをあて平面作品を中心にご紹介いたします。

 60年代、70年代、80年代と既存の表現を克服しようと様々な作家が新しい試みで日本のアートシーンを活気付け、新風を送り込みました。本展で取り上げる4名もその中にあって、それぞれに牽引役として長きに渡りリードして来ました。
 タイトルの「等温帯」は等温線から派生させた造語で、等しい温度を示す地帯という意味が含まれております。手法、コンセプトなどの違いはありますが、それぞれの作品に等しく注がれる各作家の芸術に対する熱量を感じていただければと考えます。

CV 原口典之
CV 彦坂尚嘉
CV 宮脇愛子
CV 若江漢字


“ Isotherm II ”

NORIYUKI  HARAGUCHI / NAOYOSHI HIKOSAKA / AIKO MIYAWAKI / KANJI WAKAE

July 3 (Sat) – September 19 (Sun) 2021
10:00 – 17:30 (Last admission 17:00)
Closed on Mondays, Tuesdays and Wednesdays

A photographic work of Kanji Wakae, one of the featured artists in this exhibition, is presented in an exhibition at the Centre Pompidou (France) from September 15, 2021.

As a second edition of the exhibition “Isotherm” held in 2019, “Isotherm II” mainly features two-dimensional works by four artists from our collection: Noriyuki Haraguchi, Naoyoshi Hikosaka, Aiko Miyawaki, and Kanji Wakae.

The four artists have led the Japanese art scene of 60s, 70s, and 80s, attempting to overcome the conventional expressions in various ways.

Here, the term “isotherm” refers to areas of the same temperature. We can find the same enthusiasm of the artist in each artwork, despite their difference in generation, style, concept. etc.

Translation by Miho Ida