今展は大畑周平、溝口陽子のともに東京造形大学彫刻科出身の若手アーティスト二人によるものです。
大畑は2002年の「フィリップモリス・アートアワード」や、水戸芸術館「クリテリオム」での個展(2004年4月10日〜6月6日)など徐々に発表の場を広げており、溝口は現在パリのエコール・デ・ボザールに在籍し、日本国内では初めての発表となります。
「物質に対する言及」「身体感覚」「境界」といったものを問いかける姿勢を「遊具」として作品を結実させている点がユニークであり、二人の共通点とも言えます。
カスヤの森現代美術館では大畑はお香を、溝口は剣山をモチーフにした作品をそれぞれ発表します。
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